昨日3月2日は、次男優介の卒業式でした。
私は、PTA会長でもあるので、
当然、挨拶をします。
息子の晴れの舞台を盛り上げないといけないし、
また、彼に恥をかかすわけにもいきません。
挨拶の内容は、
「 格調高く、それでいて心に染みるものがいい。
それに、去年とは内容を変えないとなぁ、、、 」
そう考えて、あれこれ内容を考えていました。
ところがです。
卒業式の直前になって、
挨拶の内容どころではない、事態になってしまいました。
2/27(日)に、1Fのベッドを3Fに移動する、
などという、馬鹿なことをしたばっかりに、、、、
持病の、腰痛が発症してしまったのです。
さらに、今回は、座骨神経痛を併発したようで、
痛みに加えて、左足がしびれて、感覚までおかしいのです。
力が入らないため、自宅でも手すりを持たないと、転けてしまいそうな状態でした。
3日過ぎて腰痛は治まってきました。
ところが、左足のしびれは酷くなるばかりです。
当校の卒業式において、校長とPTA会長の挨拶だけは、舞台の上から行います。
これが、問題でした。
壇上に上がるための階段(高低差 約150cm)を手すり無しで上り下りできるか? です。
「 息子を含めた卒業生の前で、無様に転けたらどうしよう、、、 」
「 転けたときの、挨拶は何と言って始めよう、、、 」
「 まずは、笑いをとってからの方がいいかなぁ、、、 」
「 それでは、格調高くないぞ、、、 」
校長の式辞の間中、そんなことが頭の中を巡ります。
そして、ついに、
「 続きまして、本校PTA会長の黒木さまに、ご祝辞を頂戴します 」
司会の先生から、この言葉が。
私は、一歩一歩、足元を確認しながら階段を上りました。
静まりかえった体育館で、私の踏みしめる音だけが響いているような気さえしてきます。
どれだけ時間がたったでしょう。
気がつくと演台の前に立っていました。
( 中略 )
挨拶を終え、席に戻ろうとして、件の(高低差150cm)階段の前に立ったとき、
めまいを覚え、気が遠くなりました。
なぜなら、下りの階段は、上りとは比べものにならないくらい、恐ろしいのです。
それは、スキー初心者が、傾斜30度の斜面に立って、下を見下ろしたような感覚とでもいいましょうか。
何回か深呼吸をして、私は覚悟を決めました。
「 よし、何としても前のめりに転けるのだけは阻止しよう! 」
私は、尻餅をつきそうな位の後傾姿勢で、
一段、また一段と降りていきました。
その姿は、どんなだったでしょう。
その答えは、式の後で、
他のPTA役員から言われた言葉で、理解させられました。
「 会長、えらいゆっくり、しかも変な歩き方をしてはったけど、
また、『例のあれ』 になったんですか!? 」
そうです。
腰痛常習犯の私は、
過去に、体育祭や懇親会を腰痛で欠席した前科があったので、
彼女らには、ぴんときたみたいです。
それでも、
最悪の事態は避けられたので、ほっとしたのは言うまでもありません。
さらに、運良く、
息子も妻も、席が後ろの方だったので、
私が階段を上り下りする姿は見えなかったようです。
小学校、中学校、高校とPTA会長をやってきて、
挨拶も数多くしてきましたが、
最後の最後に、
もっとも記憶に残る体験が待っていようとは、、、、、


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